第23回
快適歩行は足元から
最近、自転車にハマっていまして、休日には多摩川のサイクリングロードなどをぼちぼち走っています。自転車も今流行っているようで平日でも多くの人が結構走っています。まぁ、色々な理由があるのでしょうが、エコでもあり、健康のためにというのもあるのでしょう。その健康のためということではウォーキングを楽しむ人も多いようです。サイクリングロードを走るとどんな時でも必ずウォーカーに出会います。ウォーキングは手軽にできる有酸素運動として有効とも以前聞きました。そこで今回は足元から快適歩行を支えるインソールをご紹介したいと思います。
一昔前までインソール、と言うより中敷きは例えば靴の中の湿
気・蒸れ・悪臭をとるものとかクッション性の改善とかの目的でしかありませんでした。しかし、人間の足、特に足首から下は小さい骨が組み合わさってできており、それで人間の体重を支えバランスを保っています。そもそも人間の足裏は小指からかかとへ、親指からかかとへの縦のアーチと小指から親指への横のアーチで構成されていて、この3本のアーチが立った姿勢をしっかりと保ち、歩行時には歩く時のパワーを地面に伝えます。そしてこのアーチ、ばねの様にしなやかに動き衝撃を吸収します。良くできたものです、人間の体というものは。本来、何もなくとも人間の足は快適に歩けるようになっているのです。
しかし、現代は運動不足であったり、年齢からくる衰えであったりと様々な理由から、このアーチが多少なりとも崩れている人が多いようです。また、疲れてくるとどうしてもだんだんアーチが低下してきます。アーチが崩れてくれば正しく支える力が低下するのでバランスに影響が出ます。そのままの状態に放置すると倒れてしまいますから、膝なり腰なりの関節で補って倒れないように保ちます。しかし、一時的にはそれで良いでしょうが、その状態が長く続けば、それは関節痛となって現れます。無理がたたって関節が悲鳴を上げているようなものです。まぁ、膝が痛いとか腰が痛いと言った関節の痛みは様々な要因がありますから、原因を特定するのは難しいですが、ひょっとするとあなたのその痛み、アーチの低下が原因かもしれませんよ。
では、どう解決するか。実はそこでインソールなのです。現在のインソールは昔の中敷きからさらに進化し、身体機能を補助するものと位置付けられています。ちょうど土踏まずの辺りが大きくカーブして盛り上がっています。この部分で体が支えきれない分、インソールが足裏からしっかりとアーチを支えます。さしずめ縁の下の力持ちと言ったところでしょうか。
この種のインソール、様々なメーカーから発売されていますが、草分け的な存在で最も有名なブランドの一つにフランス、シダス社のコンフォマーブルというインソールがあります。私も使っていますが快適です。スポーツの種類に合わせて作られているので実に多くのモデルがあります。右の写真はウォーキングやトレッキングにおすすめのウォークプラスというモデルであります。さらに日常生活で使うことを目的に開発されたモデルもあります。しかし、共通しているのは硬すぎず柔らかすぎず適度なしなやかさを持っているということです。
下から支えるのだから硬ければ硬いほど良いというものではありません。先ほども触れましたが人間の足、足首から下は細かい骨が組み合わさって構成され、複雑な動きに反応しています。そのため、ただ硬いだけのインソールでは足の複雑な動きに対応できず、かえって足が痛くなってしまうこともあります。そこで求められるのは適度な硬さ、しなやかさです。動きに合わせ柔軟に曲がり、でも必要な個所はしっかり支える。それがシダスのインソールです。
難しいことを随分書きましたが、まずは試してみてください。使い方は簡単です。今使っている靴に中敷きは入っていますか。入っていればそれを取り出し、代わりにシダスのインソールをサイズに合わせてカットし、靴に入れるだけでOK。ちょっと自信がなければ取扱店へ靴を持っていけば大抵のお店はその場で合わせてくれます。足を入れてみると今までと履き心地が変わっていると思います。シダスは単にアーチを支えるだけでなく、足裏全体にフィットする立体形状。だから、足と靴との一体感もアップします。同じ靴でもインソールを変えるだけで一つ上のフィット感が得られます。このフィット感が運動パフォーマンスを向上させ、快適歩行を実現します。快適な歩き、これもまたウォーキングの楽しみであります。千里の道も一歩から。楽しいウォーキングもまずは足元からと言えるでしょう。足元をしっかりさせることが大事なのは人生と同じ・・・。う~ん、何やら水戸黄門のテーマソングのようになってきましたので今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
それではまた。

第22回 暑い夏にはやっぱりタオル
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