BOOK紹介「障がいをもつ子どもを理解することから」 ありのままの子どもを的確に、深くとらえる―このことの大切さは言うまでもない。しかし評価主義にとらわれ、外見を整えることに力をそそぐ今の学校の中で、それはなかなか難しい。学び、語り合い、実践を深めながら常にその地点に立ち返る努力が必要となる。 |
BOOK紹介
「学級経営 紙一重の裏技~たったこれだけでこんなに変わる!」
冒険学校アドバイザーの山田恭士さんが本を出版されました。性教育で有名な先生で冒険学校でも何度か講演していただいてますが、今回はなんと「学級経営」です。プリント作成やチェックの仕方から、集団行動の指示や掃除分担、さまざまなトラブルの対処法まで、多岐にわたる小技・スゴ技の数々…。
目次には「プリントには○をつけない」「正解を言わせない指名」「体育座りは一番前の子から」「議長(司会)はしゃべらなくていい」など一瞬「?」と思わせる言葉が並びます。しかしどれも長年の実践に裏うちされたプロフェショナルの技です。
最近の教員は多忙を極めています。授業準備に追われ、デスクワークに追われ、神経をすり減らしている先生方にぜひ読んでいただきたい。また私たちNPO法人の運営などにもヒントがもらえそうです。多くの方に手に取ってもらいたい一冊です。
著者:山田 恭士(Yamada Yasushi)
価格:1,100円(+税)発行:文芸社
(紹介者:宮下純一)